乳酸菌生産物質とは

「乳酸菌生産物質」は"バイオジェニックス"に分類され、「乳酸菌」の発酵過程に於いて得られる発酵代謝産物の総称であり、微生物が持っている発酵力を最大限に引き出した物質です。
腸内の乳酸菌群21種に栄養豊富な国産の有機大豆を丸ごと使用した"豆乳様培地"を使用し、1次培養から3次培養迄の前培養工程を経て、最終の本培養(共棲培養)工程を行い、最後に濾過・精製をし、抽出された原液エキスを「乳酸菌生産物質原液」として製造され製品化されています。

バイオジェニックス

東京大学名誉教授の光岡知足先生によって提唱された造語で、直接、あるいは腸内フローラを介して「免疫賦活、コレステロール低下作用、血圧降下作用、整腸作用、抗腫瘍効果、抗血栓、造血作用などの生体調節・生体防御・疾病予防・回復・老化制御などに働く食品成分」と説明されています。
すなわち、直接的にまたは腸内環境の改善とともに、からだに良い影響を与えることが出来る食品成分と位置づけられています。

乳酸菌生産物質の特徴バイオジェニックスとは?

乳酸菌関連の機能性分類

プロバイオティクス(生きた乳酸菌)
自然界の生きた乳酸菌を口から取り込み、腸内細菌のバランス改善に働きかける物質
例:ヨーグルト、乳酸菌飲料、納豆等
プレバイオティクス(腸内細菌のエサ)
腸内に生息する腸内細菌の増殖因子として腸内細菌のバランス改善に働きかける物質
例:オリゴ糖、食物繊維等
バイオジェニックス(乳酸菌生産物質)
  • 腸内細菌を介することなく、腸から吸収され、直接生体内に働きかける
  • 腸内の悪玉菌を抑制することにより、善玉菌優勢な腸内環境をつくる
乳酸菌生産物質、免疫賦活物質・ビタミン類、植物フラボノイド等

機能性食品の分類と作用機構

乳酸菌の代謝物質とは乳酸菌の発行によって、何がつくられているの?

乳酸菌生産物質原液(全代謝物質解析)

【メタボローム解析結果】
乳酸 / クエン酸 / コハク酸 / グルタミン酸 / アラニン / アルパラギン酸 / オルニチン / コリン グルコース-1-リン酸 / グリシン / ピルビン酸 / ギャバ / ベタイン / バリン / プロリン / 2-オキソグルタン酸 / リンゴ酸 / ロイシン / アスパラギン / セリン
他390成分検出

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